傘の正しい使い方
傘の正しいたたみ方
3段折傘のたたみ方
①開いた状態からボタンを押して閉じる |
②露先(先端部分の金具)と束ねて持つ |
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③手元を、トントン押しながら柄をたたみ、手元の中に露先を収納する |
④タタミ跡に合わせて角を出す |
⑤角の高さをできるだけ上で合わせる |
⑥角の高さを合わせたまま、手で絞るように巻く |
⑦手で巻いた後に、バンドを回す |
⑧袋にくるくる回しながら入れる |
2段折傘のたたみ方
①開いた状態からボタンを押して閉じる |
②傘の内側の骨をポキポキと全て折りたたむ |
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③すべての骨を折りたたんだ状態で一度開き、軽くゆらしてから閉じる |
④骨のつなぎ目をまとめて持ち、タタミ跡に合わせて角をつなみながら整える |
⑤角の高さをできるだけ上で合わせる |
⑥角の高さを合わせたまま手で絞るように巻いてバンドを留める |
⑦手でトントンを押しながら柄を閉じる |
⑧傘袋に入れて、ボタンを留める |
傘のお手入れ方法
日々のメンテナンス方法
①38〜40度程度の少量のお湯で少しずつ表面の汚れを洗い流す。
②薄めた中性洗剤をタオルやスポンジにつけ、やさしくトントンと傘生地に充てて汚れを落とす。
※強くこすると生地の劣化につながります。
③再度お湯をかけ流し、すこしずつ洗剤を洗い流す。
④風通しのいい場所で陰干しする。
撥水効果を復活させる手順
傘生地にフッ素樹脂が残っていれば熱を加えるだけで撥水性が復活します。
①洗浄する
傘を広げて表面の汚れをなで洗いし、陰干しでよく乾かす。※40度ぐらいの温水を使うと汚れが落ちやすくなります。
②ドライヤーを使った方法
1.傘を広げて直射日光を避けて陰干ししてください。
2.傘を開き、生地から3cm〜5cmぐらい離してドライヤーで温風をかける。(目安:30〜40分※長時間近づけないでください)
3.骨と骨の間の折り目部分・骨の先端や生地の端の部分は、ドライヤーをゆっくり動かし念入りに温風をかける。
③アイロンを使った方法
1.傘を広げて直射日光を避けて陰干してください。
2.ドライ中温で軽くかける(目安:3分〜4分)
長時間かけたり、圧力をかけすぎると繊維を痛めます。
※生地が水分を含んでしまうため、スチーム機能はご使用はお控えください。
傘を長く使うために
傘を扱う際のポイント
・傘を開くときは、バンドをはずし、よく振って生地をほぐしてから開いてください。
・折りたたみ傘を傘袋にしまう際は、傘本体の巻きの方向にくるくると回しながら傘袋に入れると上手にしまえます。
使用上のご注意
・使い初めなど、傘生地がほぐれていない状態で、無理に開こうとすると、骨折れや故障の原因となります。
・雨に濡れたあとは、風通しの良い場所で陰干ししましょう。
・傘は撥水加工していますが、20mm以上の強い雨の際は、水が染み出す場合がございます。
・雨風の強い日は使用を避けましょう。
・ハンドルの木や竹素材は、天然素材のため個体差がございます。それぞれの風合いとしてお楽しみください。